こんにちは!WELBEXです。
世間の健康志向が高まる中、健康づくりは運動ばかりに注目されがちですが、食事も大切であるという事も少しづつ浸透してきていますね。
栄養学の歴史をさかのぼると古代ギリシャにまで到達します。
医学者であるヒポクラテスが
「治療の原理は本来人間に備わっている自然力の働きを助けることであり、特に食事に注意すること」
と述べたのが始まりだといわれています。
18世紀後半、フランスの科学者ラボアジェが呼吸と燃焼が同じである事を実験で証明し、食べ物から体内でエネルギーが作り出される事を発表し、エネルギー代謝の概念ができました。
ビタミンが発見されたのはそれから更に後の20世紀初頭です。
こう考えると、科学的根拠は近年確立されてきていますが、健康に関しての概念は遥か昔から変わらないですね。
私たちに受け継がれているはずの食事に関する情報が、この飽食の時代に薄れてきてしまっているのかもしれません。
厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、食事の変化がよくわかります。
栄養素等摂取量の平均値の年次推移(1日1人あたり)
年 / Kcal/糖質(g)/脂質(g)/タンパク質(g)
1955 / 2,104/ 411 / 20.3 / 69.7
1965 / 2,184/ 384 / 36.0 / 71.3
1975 / 2,188/ 337 / 52.0 / 80.0
1985 / 2,088/ 298 / 56.9 / 79.0
1990 / 2,026/ 287 / 56.9 / 78.7
1995 / 2,042/ 280 / 59.9 / 81.5
2000 / 1,948/ 266 / 57.4 / 77.7
2005 / 1,904/ 267 / 53.9 / 71.1
2010 / 1,849/ 258 / 53.7 / 67.3
2015 / 1,889/ 258 / 57.0 / 69.1
日本人の食卓が糖質が少なくなり、脂質の多い食卓に変化しているのが分かります。
そして1日の摂取エネルギーも2010年までは常に下がっています。
男性であれば、成人の摂取エネルギー基準に届いていない数値です。
脂質は基準値内ですが、基準を上回る人は男女ともに全体の2割はいるそうです。
タンパク質は基準より摂れています。
私たちの身体は口から入った食べ物でできています。
今日食べたものは10年後の身体になるでしょう。
WELBEXではこうした食事を学べるプログラムもご用意しています。
今から未来の自分へ身体が喜ぶ食事を実践していきましょう!